まりもは、採取、販売は禁止された日本の阿寒湖に生息する天然記念物が有名です。

他にも、西洋まりもがあります。

北海道内で販売されているお土産用のまりもが有名ですが、平均的に何円程で販売されているのでしょうか?

値段と、まりもという植物に関してまとめました。

お土産用のまりもとは?

まりも 北海道 値段

一般的に販売されているお土産用のまりもは、阿寒湖のものではありません。

販売を目的に繁殖したものや、細い藻を丸めたものなのです。

しかし、植物であるため生きており、まりもであることに変わりはありません。

主に1,000円以下で販売されています。

小さな器に入ったものから、キーホルダーなど600円前後です。

高価なものでは、直径5cmで2,000円程度というものもあるようです。

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造藻とは?

大きな緑色の球体に見えるのは、太さ0.05~0.1mm、長さ0.5~3.5cmの小さな緑色の藻が集まっているのです。

小石や岩についていたものが、互いに絡み合って固まったものです。

日本では、北海道や青森県などの寒冷地を中心に、水深2~3m程で光の届く浅い湖底に生息しています。

このまりもを手で丸めて整えたり、球体に丸めたものが造藻と呼ばれているのです。

海外にも発送できる?

お土産として人気のまりもですが、植物を海外に発送するということ自体が難しいのです。

水が入っているものは制限され、植物防疫で止められてしまう場合があります。

この様なトラブルが起きた際に、外国語でまりもに関しての説明をすることも困難となります。

処分されてしまう可能性もあるため、海外の持ち出しは控えた方が良いでしょう。

まとめ

中には造藻でもない、繊維で作られた模造品もあります。

成長をするかどうかで判断をしますが、繊維を数本か抜き、それを乾燥させたり日光あて、色の変化を見てみましょう。

変化が無ければ、まりもではなく模造品です。

また、お土産用のまりもは球体にする為、中に石を入れる場合もあります。

見た目では分からず、値段の差でも、偽物なのか本物なのかは判断出来ないものだと言えるでしょう。

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