一般的に水に浮かないものと言われているものの、2005年には阿寒湖で水に浮かんだまりもが発見されています。
ごく稀に、光合成をした際、表面に酸素が付くと浮いてくることがあります。
それでも時間が経つと自然に沈むのです。
基本的に、まりもはずっと水の底に沈んだままです。
そのため、浮かないとしても心配することはありません。
しかし、この浮くといった現象は、まりもの育成に関わることもあるため、注意が必要な場合もあります。
なぜ浮くのか・浮かないのか
全く沈まずに、浮かんだままの状態であれば注意が必要かも知れません。
この様な場合、まりもの内部が枯れていたり、雑藻が発生している可能性が高いのです。
枯れていると思われる部分や、まりも以外の雑藻を取り除きましょう。
また、メンテナンスの際に空中で絞り、水に戻しても浮いてしまいます。
空中で絞るという行為は、まりもの中の水を出し、代わりに空気を入れるという事なのです。
絞るのであれば、水中で行いましょう。
枯れると浮く?
見た目には元気に見えても、枯れている可能性があります。
枯れると浮いてしまう理由は、まりもの活動しなくなった細胞が細菌などにより分解されて二酸化炭素に変換され、水の比重よりも小さくなるためです。
浮かせないためには
水中でまりもを絞り中の空気を抜くと、一時的に沈む可能性は高いでしょう。
また、水が濁っていたり、温まっていたら交換します。
汚れてくると、茶色いアクが溜まり、枯れる原因となってしまいます。
水を交換する際には、まりもに直接水を当てないように注意しながら行いましょう。
まりもが崩れてしまう場合があります。
まとめ
水の取り替えは、1週間に1回程度は行いましょう。
しかし、汚れた時や水温が上がっていると感じた時には、すぐに取り替えてあげます。
水を取り替える際に、手の平で優しく丸めて形を整えてあげると綺麗になります。
まりもは洗剤や油に弱いため、容器を洗う際には洗剤が付いたままにならないよう注意をすることも大切です。