まりもが本来生息しているのは湖の底であるため、直射日光ではなくとても緩やかな光の中に生息しています。

室内でも強い光が当たる場所ではなく、間接的な光が好ましいのです。

直射日光があたるとまりもは弱ってしまい、水温が急激に上がることで枯れてしまうため注意が必要です。

光合成に光はどのくらい必要?

まりも 泡 光合成 条件 関係

水草である藻(まりも)が光合成を活発に行う水温は、弱い光であれば25℃前後、強い光であれば30℃前後とされています。

部屋の照明で良いとされていますが、ガラス2枚越しの陽の光が好ましいのです。

やわらかい陽の差し込む室内で育てましょう。

気泡を出すには?

光合成は、全ての水草が同じように行う訳ではありません。

光合成をするためには、適切な光や照明を当て、二酸化炭素の添加を行います。

水温が上がると生体の代謝が高まり、酸素要求量が増えます。

それに対し高水温になるほど水中の溶存酸素量は減少し、上手に光合成が行えないリスクが高まります。

光合成を活発に行うには水温と光の量、二酸化炭素濃度が重要となってきます。

水温と光が適切であれば、まりもが二酸化炭素を要求してきます。

まりもが要求する二酸化炭素の量をあげれば、光合成は活発になり気泡をあげてくれるのです。

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綺麗な気泡を観察しましょう

光合成に関しては、直射日光を避け、明るく涼しい所に置きます。

ゆっくりと観察していると、本物のまりもであれば小さな気泡(酸素)が出てきます。

しかし、ミクロの気泡が合わさり、しっかりと確認出来る程度の大きさになると消えてしまいます。

そのため、気泡を確認したい場合には小まめな観察が必要です。

まとめ

まりもは水と適度な光があれば生きることができ、エサなども必要ないため飼育は簡単です。

観賞用の淡水魚や水中インテリアなどを扱う店舗では、光合成に必要なセットが販売されています。

初心者でも比較的簡単にセッティングを行えるでしょう。

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