マリモと聞くと緑色で丸いというイメージが強いと思います。
マリモは阿寒湖に生息していることで有名になっていますが、天然記念物の対象ともなっています。
お土産に売られているマリモに関しては養殖されているマリモが販売されているのですが、繁殖をすることもできます。
ではマリモはどの様に繁殖するのか、繁殖方法についてお話したいと思います。
マリモの繁殖方法とは
マリモは基本的に、育てる場合少し難しいとも言われています。
マリモは1年に1cm未満ほど伸びますが、それ以上伸びることがありません。
なのでマリモを繁殖したいと思う場合は、藻を丸くする必要があります。
マリモは糸状の集合体なので、1つ1つの藻を丸くする必用があるのです。
生きているマリモを切って、それを丸くしてどんどん増やしていくという方法もあります。
基本的には人の手で丸めて繁殖をさせるのですが、マリモも丈夫ではないので、直ぐに枯れてしまうこともあります。
また何かしら異変が起きたりすることもあるでしょう。
マリモを繁殖させるために大事なこと
マリモを繁殖させる場合は、とにかく環境を良くしないといけません。
例えば藻を成長させるためには、栄養となる水が必要になります。
この水の温度が夏の時期などでは高温になってしまうので、マリモの成長を遅くしたり、時には枯れてしまったりすることもあります。
なのでこまめに水温の管理をすることが大事になります。
また水を海水などにすることで成長を早くさせたりすることもできるそうです。
光合成をもしっかりさせることで成長をするので、マリモの状態を良くする必用があります。
現状ではマリモを繁殖させることは厳しい?
マリモを繁殖させる場合、形などが崩れた時には手で丸めるようにして形を整えることができます。
しかし、マリモは1年に1cmほどしか伸びることができません。
時には1mmということもあります。
長い月日が必用になるので、自力で育てて繁殖をさせるということは少し厳しいというのが現状です。
しかしながらこの作業の積み重ねをすることで、お土産などで販売されているマリモを作ることができるのです。
まとめ
マリモを繁殖させる方法はありますが、今の現状では厳しいということが解っています。
ですが今後、マリモを繁殖させる時にもっと楽な方法が見つかるかもしれません。
仮に私達でも繁殖させることができたら、少し楽しめるのではないかと思います。