マリモとは、アオミソウ科に分類される淡水性緑藻の1種を指します。
光合成によって成長する植物の仲間であり、自分でエサを取ったり、移動したりといった動物的な行動をとることはありません。
しかし植物であるため光合成は必要です。
家庭で光合成をさせる場合、蛍光灯でも良いのでしょうか。
注意点や方法をまとめました。
光は必要?
光は必要になりますが、直射日光は厳禁です。
まりもが光合成に必要とする光はとても弱いものであるため、強い光は必要ないのです。
強い光のみではなく、高水温もマリモには悪影響です。
部屋の中で、マリモを置く位置には配慮しましょう。
注意点
表面が白くなっているときは、他の藻類や生物が付着している場合があるため、よく観察をしてみましょう。
または、日焼けをしている可能性もあります。
これは日光に当てすぎてしまっているサインです。
直射日光の当たらない位置に置き換えましょう。
光合成の方法
光の量が強いほど、光合成は活発になります。
蛍光灯を使用して光合成をさせている場合、経年劣化による照度の低下は光合成が低下する原因にもなります。
また、照明の点灯時間も大切です。
水草は明るくなると活発に光合成を行います。
そして、暗くなると葉を閉じて酸素を消費し、成長するのです。
このライフサイクルを安定させる事が重要なのです。
マリモを健康に育てるためのポイントでもあるため、光の明るさも調整し、タイマーなどを利用して点灯時間を管理しましょう。
昨日冷蔵庫から出してあげた、マリモくん、光を浴びて光合成バリバリしてます。
お待たせしました。 pic.twitter.com/NnSfQnh1wj— 駆け出しブロガー (@kukutta) 2015年9月6日
まとめ
適度に日光の当る場所に置き、時間を置いて観察をしてみます。
マリモから小さな泡が出てきた場合には、光合成を始めたサインです。
光合成が出来ているかどうかを見る方法として、試してみるのも良いでしょう。
沢山の気泡をつける姿は非常に美しいと感じられるはずです。
活発になると水面に向かい気泡が一直線に上って行きます。
マリモは、健康であっても1年に数ミリ程度ずつしか大きくなりません。
根気良く、のんびりと育ててあげましょう。