マリモとは、アオミソウ科に分類される淡水性緑藻の1種を指します。

光合成によって成長する植物の仲間であり、自分でエサを取ったり、移動したりといった動物的な行動をとることはありません。

しかし植物であるため光合成は必要です。

家庭で光合成をさせる場合、蛍光灯でも良いのでしょうか。

注意点や方法をまとめました。

光は必要?

マリモ 蛍光灯 光合成

光は必要になりますが、直射日光は厳禁です。

まりもが光合成に必要とする光はとても弱いものであるため、強い光は必要ないのです。

強い光のみではなく、高水温もマリモには悪影響です。

部屋の中で、マリモを置く位置には配慮しましょう。

注意点

表面が白くなっているときは、他の藻類や生物が付着している場合があるため、よく観察をしてみましょう。

または、日焼けをしている可能性もあります。

これは日光に当てすぎてしまっているサインです。

直射日光の当たらない位置に置き換えましょう。

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光合成の方法

光の量が強いほど、光合成は活発になります。

蛍光灯を使用して光合成をさせている場合、経年劣化による照度の低下は光合成が低下する原因にもなります。

また、照明の点灯時間も大切です。

水草は明るくなると活発に光合成を行います。

そして、暗くなると葉を閉じて酸素を消費し、成長するのです。

このライフサイクルを安定させる事が重要なのです。

マリモを健康に育てるためのポイントでもあるため、光の明るさも調整し、タイマーなどを利用して点灯時間を管理しましょう。

まとめ

適度に日光の当る場所に置き、時間を置いて観察をしてみます。

マリモから小さな泡が出てきた場合には、光合成を始めたサインです。

光合成が出来ているかどうかを見る方法として、試してみるのも良いでしょう。

沢山の気泡をつける姿は非常に美しいと感じられるはずです。

活発になると水面に向かい気泡が一直線に上って行きます。

マリモは、健康であっても1年に数ミリ程度ずつしか大きくなりません。

根気良く、のんびりと育ててあげましょう。

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