まりもとは藻の一種で、基本的には軟水(水道水でも可)と光があると何十年も生きるとされています。
家庭では、ガラスの容器にまりもと水を入れ、インテリアとして置く方が多いのではないでしょうか。
光の強さも、部屋の照明で十分です。
おすすめのレイアウト
まりもはゆっくりと成長します。
毎日観察していると、その成長に気づきにくいこともあります。
その様な理由からも、大きさが分かるようにビー玉やスーパーボールなどを入れると良いでしょう。
ガラスビーズなどのアクセサリーで、レイアウトを楽しむことが出来ることも魅力ですね。
基本的にまりもは下に沈んでいるため、上にスペースが空きます。
しかし、他の生物と一緒にすることは厳禁なのです。
藻類を食べる魚・エビ・貝類などと一緒にすると、まりもはエサにされてしまうためです。
水槽で育てる際のポイント
まりもは、水を入れた容器に沈めて育てていきます。
光合成をして育つため、容器は透明なものを使いましょう。
直射日光の当たらない場所に置き、部屋の明かりで管理をしていきます。
湖底で重なり合って育つため、耐陰性は高いです。
まりもが水面に出ないようであれば、水槽である必要もありません。
気に入るデザインの器に入れても良いでしょう。
水温に注意
まりもは暑さに弱いため、水温が30℃以上に上がると枯れてしまいます。
部屋に置く際には、直射日光を避けるようにしてください。
また、水は1週間に1回程は替えるようにしましょう。
徐々に水中の酸素が少なくなり、水が汚れていると、まりもの変色や、枯れてしまうなど病気の原因にもなるためです。
まとめ
まりもは成長のスピードが大変遅く、野球ボールくらいの大きさになるまでには100年以上かかるともされています。
育てていて、日々見た目に大きな変化はありません。
しかし、静かにじっとしている球体から、癒しを感じるものです。
大きなスペースを必要とせずに飾ることが出来るため、部屋のインテリアにもおすすめです。