まりもを成長させるには、光合成をするための光が必要です。
しかし、強すぎる光はまりもにとって悪影響です。
本来ならば室内で育てることが良いのですが、冷蔵庫の中に入れることが良い場合もあります。
その理由やポイントをまとめました。
冷蔵庫に入れる
適温は15度~20度であるとされています。
旅行などで長期間留守にする場合は、冷蔵庫で保管するのも良いでしょう。
冷房を付けない時間帯のみ、冷蔵庫に入れておくという事もお勧めです。
もともと高緯度の湖に生息するまりもは、強く耐冷性と耐暗性が非常に強く、冷蔵庫で数ヶ月保管した場合にも悪影響はありません。
阿寒湖は真冬になると結氷し、氷は60cmの厚さにもなるのです。
水温に注意
特に気を付けなければならないのは、夏場です。
水温が上がりすぎたり、水が腐ってしまうこともあります。
ガラスのビンなどに入れている場合には、特に水温が上がりやすいため、注意が必要です。
涼しい場所に移動させたり、出かける前には氷を入れるなどの対策を取らなければ危険な状態になります。
まりもは非常に暑さに弱く、35℃がデッドラインとされています。
そのため、夏場の高温対策として冷蔵庫に入れてあげるのも良いでしょう。
育てる際のポイント
室温は、夏は26度以下、冬は20度程度に設定します。
また、夏場は水の温度も上がってしまうため、特に注意が必要です。
冷房のきいた部屋の中に置いてあげましょう。
夏場の外出時に室温が心配な場合は、時間指定をして冷房を付け、涼しい環境を作ってあげるというのもお勧めです。
まりもは、環境を整えてあげると長生きするため、持ち主が長期的に家をあける事もあるでしょう。
その様な場合には、人に預けるという方法も検討しておきましょう。
マリモ達もそろそろ冷蔵庫に入ってもらう時期かな… pic.twitter.com/yg3ufKkBGo
— キタハニ (@1will100x100) 2016年6月18日
まとめ
まりもは寒い北海道の凍ってしまうほど冷たい湖の中で生活してきました。
そのため、涼しいところで育てる必要があります。
夏の温度管理は大変ではありますが、育て甲斐もあるのではないでしょうか。