まりものイメージは?と聞かれると、形が丸いものと答える人が多いと思いますが、丸いものだけではないのがまりもの特徴です。
漢字では毬藻とも書き、ボールの様にも見えますが、実は丸いだけではないのです。
他の形や特徴などもあり、日本各地に数箇所ほどまりもは生息しているのです。
ではどの様な種類があるのか見てみましょう。
まりもは北海道だけではない?
まりもと聞いてまず思い浮かぶ地名が北海道だと思います。
よくお土産売り場にあったりしますよね。
北海道の阿寒湖のまりもは基本的に丸いものとしても有名ですが、他の地域では違うのです。
北海道だけではなく、日本で有名な場所は山梨県のフジまりも、富山県のタテヤマまりもなどの様々な種類のまりもが存在するのです。
ではどの様なまりもなのでしょうか。
山梨県のフジまりも
フジまりもは、まりもの変種です。
阿寒湖のまりもと同じで球状態であるというのが特徴です。
フジまりもの由来は当時の小学生の男の子が校長先生に提出して、校長先生が名づけたそうです。
まだまだ新たに見つかりそうなまりもです。
富山県のタテヤマまりも
富山県でも見つかったと報告が過去にあったそうです。
なんと当時は民家の家の池から見つかったそうで、まりもの繁殖からと思われていたのですが調査することでタテヤマまりもという違うまりもということで名づけたそうです。
ですが基本的には寒い地域、高緯度での生息をしているまりもが富山県で見つかるというのは非常にレアなケースであり、大学の研究グループが調査などもしているそうです。
こちらのまりもは球状ではなく、苔のような形をしているのが特徴になります。
まとめ
まりもというのは今あげた場所以外でも世界各地、また秋田県などにも生息しているそうです。
基本的に高緯度の場所で見つかることが多いですが、富山県で見つかったというのはレアなケースだと思います。
まりもはまだ謎が多い植物なので、今後の調査などで原因が解明されていき、まりもというものが知れ渡ると良いですね。